森久保祥太郎さんがアーティスト活動20周年を迎えた記念に、声優と夜あそびとコラボ企画で始まった『ザ・セッション』は今回で最終回となった。
これまでのゲストは、谷山紀章さん、畠中祐さん、影山ヒロノブさん、豊永利行さん。最終回には、鈴村健一さんを迎える。
ザ・セッションは、いい意味で声優と夜あそびらしさを感じさせない"良質な音楽&トーク番組"となっている。
ウルトラ寿司ファイターとドリフオマージュ
ドリフ大爆笑のオープニングをオマージュした演出で始まる。
演奏を担当しているウルトラ寿司ファイターのボーカルの2人が金のポンポンを持ち動いていたことで、曲が終わると同時に「最後にやりやがったな!」と森久保さんに突っ込まれる。
このオマージュ、鈴村さんは気に入った模様。一方、森久保さんとしては"スズケンサンバ"がやりたかったとのこと。森久保さんは「オーレオレしたかったの」と可愛らしい発言。
ウルトラ寿司ファイターの2人が楽しそうにポンポンを振っていた。
鈴村健一は、なぜ作詞するようになったのか
なぜ作詞をするようになったのかなど、レーベルメイトでもある森久保さんが掘り下げていく。
デビュー曲intentionの冒頭の譜割について触れる。
作詞を添削してくれた方に「長年(作詞)やってきた人は絶対しないし、アタマでする人はいない」と言われたそうだ。
森久保さんは、それを"鈴村譜割"と称していた。また、このような独特な譜割を「スズかミスチルかって感じ」と言っていた。
ミスチルの影響は大きい?
冒頭から使う独特の譜割で、その時に聴いていたアーティストの影響はないの?と訊かれ「ばりばりミスチルだったね」と笑いながら答えていた鈴村さん。
さすが、付き合いが長いだけあってよく分かってるなーと思った。
ちょっと気になったので、鈴村さんのintentionとミスチルの曲をランダムに選んで聴いてみた。確かに、歌い始めにギュッと歌詞が詰まっているものがあった。(Hanabi、名もなき詩など)
喉に良い「くっさい」ものとは
ある時に「すっっごい進化を感じた」という森久保さん。
歌の安定感や声の伸び、表現力などに進化を感じていたそうだ。何かキッカケはあったのかを掘り下げていく。
ライブ、ボイストレーニング、おそ松さん(イヤミ役)など複合的なキッカケだったと鈴村さん。
その中でも面白かったエピソードが、大根の搾り汁の話。森久保さんは「くっさい、くっさい」と連呼。
大根おろしに、レモン汁とはちみつを加えたものを飲むらしい。声が枯れた時、直ぐに効くんだとか。
歌で声を枯らしていた頃、その"くっさい"ものをライブ前の楽屋で飲んでいたんだとか。
楽屋中にその臭いを漂わせ「何この臭い?」となっていたらしい。
顔をしかめて「くっっせぇんだ」と、さらに強調していた森久保さんだった。
「くっっさい、くっっさい」を容赦なく連呼する森久保さん。顔をしかめる表情からも、よほど臭かったことが窺えた。
食べていた本人である鈴村さんも「くっさいやつ」と言っていたのは笑えた。喉のために我慢してたのだろう。
「オススメよ、くっさいけど」と森久保さんが言っていたということは、試したことがあるのか?